不動産投資の勉強方法 | 進め方と初心者がおさえるべき内容

不動産投資の勉強イメージ

 

不動産投資は、誰でも簡単に稼げる方法ではありません。

投資用不動産の購入および運用には、少なからずリスクが伴います。

 

リスクヘッジを成功させて堅実な利益を得るためには、予備知識を十分頭に入れること、つまり“不動産投資についてしっかり勉強しておくこと”が大前提です。

「リスクヘッジ」についての基礎知識を知りたい方は、下記リンクをご参照ください。

投資マンション運用中のリスクにはどう備える?6つのリスクとその対策

 

しかし、今まさに不動産投資に興味を持ち始めたばかりの方には、「みんなどんな勉強から手をつけているのだろう?」、あるいは「本業以外の限られた時間の中でどうやって効率よく勉強を進めるのだろう?」、そして「役に立つ正しい情報をどうやって見分けているのだろう?」などと、不動産投資の勉強方法に関する疑問が山のようにあることと思います。

 

今回は、まさに今から不動産投資の勉強を始める方に向けて、“どんな手段を使いどんな内容を勉強していくべきなのか”をまとめました。

まずは、不動産投資の種類と違いをしっかり勉強する

不動産投資の勉強イメージ

漠然と「不動産投資をやってみたい!」というスタートラインに立ったばかりの方は、まずは“不動産投資の種類と違い”をきちんと理解できるように勉強しましょう。

 

“不動産投資”とひと口に言っても、投資のスタイルには様々な種類があり、個人のローン支払い能力や目標(何のために・いつまでに・どれだけ利益を出したいのか)に応じて、「向き」と「不向き」が分かれます。

 

全種類の不動産投資の全知識は、ちょっとやそっとの期間では頭に入りません。不動産投資の基本を理解しないうちは、あれやこれやの種類を網羅しようとしても、情報をまとめきれず混乱してしまう可能性があります。

 

特にビジネスパーソンの場合は、本業があり不動産投資の勉強にかけられる時間がどうしても限られるため、まずは自分に向いた不動産投資の種類を絞りこんでから勉強に取り組んだ方が、効率が良いでしょう。

 

< 不動産投資の主な3種類 >

  1. 一棟マンション(アパート)投資
  2. 区分マンション(アパート)投資
  3. 戸建て投資

上記それぞれにどんな違いがあるのかは、”不動産の基礎”を学ぶための本やネットコラムに書いてあることがほとんどですが、以下でも簡単にまとめてみました。

【1】一棟マンション(アパート)投資の特徴

一棟投資

 

一棟マンション(アパート)投資のメリットは、運用が大成功した時の利益が大きく、オーナーの判断でリノベーション・リフォーム・修繕工事を行えることです。

一方のデメリットは、多額の購入資金が必要になるために失敗してしまった時の損害が大きいことです。

 

一棟マンション投資では、修繕費用の積み立てなど、あらゆる”やりくり”を緻密に行う必要があり、不動産運用のノウハウをしっかり持っている方でないと成功させるのは難しいです。

【2】区分マンション(アパート)投資の特徴

ワンルームマンション

マンションやアパートをひと部屋ごとに所有する区分投資は、リスクの分散がしやすく、少ない自己資金からはじめられることがメリットです。

天災などでマンション・アパート全体がダメージを受けても、一棟投資ほどの損害がなく、流動性も比較的高いことから「不動産投資初心者は、まず区分投資で考えるべき」と言われています。

 

一方のデメリットは、オーナーの権限が限定されることや、分散投資をしていない場合の空室収入がゼロになることにあります。

区分投資でネックになる、空室リスクを抑えるためのシステムがサブリース(契約)です。

 

不動産投資のサブリースについて詳しく知りたい方は、下記コラムをご参照ください。

不動産投資のサブリース契約とは?メリット・デメリットと注意点

【3】戸建て投資の特徴

戸建て投資のイメージ

戸建て投資のメリットは自由な運営がしやすく、ターゲットがファミリー層なので家賃収入が高めであることです。

一方のデメリットは、1度空室になると次の入居者が決まりづらく、場所選びを間違えた時の空室リスクがかなり高いことです。

 

一棟投資・区分投資・戸建て投資の違いをもっと詳しく知りたい方は、下記記事をご参照ください。

不動産投資の代表的な3種類を比較~マンション1棟所有・マンション区分所有・戸建て所有~

不動産投資の基礎を勉強するなら書籍がオススメ

不動産投資の勉強イメージ

不動産投資の基本中の基本を学ぶなら、べストセラーになっているような書籍を購入し、よく読むことがオススメです。

よく「ひと月で○○冊以上は目を通すこと」と言われますが、ただ数をこなすように読むのではなく、最初に選んだ1冊の内容を深く理解するまで何度も読むことも1つの方法だと思います。

 

不動産投資の基本を学ぶための本としてユーザー評価が高いのは、「世界一やさしい不動産投資の教科書1年生(ソーテック社)」です。

上記以外にも、不動産投資の「入門書」や「基本」と謳われている本、あるいは「初心者向け」や「サラリーマン向け」の本など、今の自分の状況に合う本が、最初の一歩としてとっつきやすいです。

 

大家さん目線で執筆された「○○で△△円稼いだ本」というような、成功談あるいや失敗談を基に綴った書籍も面白いのですが、「同じようにすれば自分も稼げるかも?」と安易に真似をしてしまうのは危険です。

 

“こういう状況でこういう不動産投資をして、こういう成功(失敗)があった”という、あくまでケーススタディとして、自分の中に情報を落とし込むことが有効でしょう。

不動産投資の知識をより深めるならネットコラムの閲覧がオススメ

ネット検索イメージ

先述した”不動産投資の基本”系の参考書籍を読んで、不動産投資の基礎知識を勉強したら、よりピンポイントな情報が欲しくなる場合もあると思います。

そんな場合に便利なのは、ネット検索エンジンの活用です。

 

ネット社会の現代、需要が高い不動産投資の情報も溢れており、欲しい情報がおおむね無料で手に入れることができて便利です。

しかし、ネットコラムから不動産投資の情報を得る場合は、ちょっとした注意も必要です。

 

ネットコラムの中には、記事内で紹介する商材の販売を目的として、正確性に欠けた情報を公開しているものもあります。

また、”自分が大家としていかに成功したか”というような内容を紹介するコラムも、書籍同様に面白みやリアリティはありますが、そのまま自分の状況に必ずしも当てはめれる訳ではないことを、念頭に置かなくてはいけません。

 

不動産投資に限らず、インターネットから正しい情報を集めるためには、フラットな視点で書かれた信ぴょう性のあるサイトを探すことが重要です。

不動産投資の情報であれば、やはり不動産関連の会社が公式に運営しているネットコラムが、プロならではのフラットな視点でまとめられているため、信用度は高いです。

不動産投資を理解するために有益な、不動産投資”以外”の4つの勉強

4つの勉強イメージ

  1. 簿記の勉強
  2. 不動産運用・管理の勉強
  3. 不動産業界全体の勉強
  4. 金融業界の勉強

不動産投資について深く理解するためには、不動産投資ではない他の勉強をすることも必要です。

以下でどんな内容を勉強すればいいのか、簡単に説明しました。

【1】簿記の勉強で、税金に関する知識を得る

  • 収益って何?
  • 経費って何?

上記が理解できないと、不動産の運用には差支えが出ます。

不動産に関連する税金(固定資産税など)の知識も身に付けなくてはいけないので、簿記のような会計知識はあったほうが良いです。

【2】不動産運用・管理の勉強で、購入後どうするか知識を得る

不動産投資は、”利益が見込める物件を購入して終わり”ではありません。むしろ、投資用不動産を購入してからが本当のスタートです。

空室を埋める方法など、具体的な不動産運用ノウハウを知らずして、投資家として成功することは難しいでしょう。

【3】不動産業界全体の勉強で、「いい投資家」を目指す

“投資”に限定しないで不動産業界全体の動向を勉強することも、不動産投資の成功に一役買います。

不動産業界の実情から、今不動産会社がいったいどんな顧客(投資家)を求めているのかを知ることで、投資不動産販売会社とコミュニケーションが取りやすくなり、会社にとっても投資家にとってもメリットのある良好な関係を築くことができるかもしれません。

【4】金融業界の勉強で、融資について知る

多くの投資家が、銀行から融資を受けて不動産投資を始めることになるかと思います。

そのため、不動産投資の融資の仕組みを理解しておくことは必須事項と言ってもいいでしょう。

住宅ローンと投資用ローンの違い金利の違いなどについて、入念な情報収集を行うことが鉄則です。

 

不動産投資で銀行融資を受けるためのコツ|審査前に行う3つの準備

外へ出て不動産投資の勉強をしよう

不動産投資セミナー参加イメージ

独学だけでは、もしも間違えて認識している情報があったとしても正してくれる人がおらず、後に大きな失敗に繋がってしまうケースがあります。

だからこそ、外へ出て不動産投資の勉強になることをしてみることも大事です。

 

書籍やネットコラムを読み込むだけでは理解できない、自分の身体の感覚で感じ取れる情報や、不動産投資に関するプロフェッショナルが発信する確かな情報が、外では得られます。

“不動産投資の準備は入念に行って当然”なので、面倒がらずにどんどん外に出て勉強する機会を作りましょう。

【1】現地調査を行いエリアの現状を確認する

もしも不動産投資を行うエリアが決まっていたら、現地調査に行くことをオススメします。

街の情報はネットでも入手できるかもしれませんが、実際に自分でそのエリアを歩いて見てみないと、分からないことがとても多いのです。

 

「どんな人が住んでいる街なのか」、あるいは「暮らしやすいと感じるか」、「最寄り駅や最寄りバス停までの道のりはどうか」など、チェック項目をリストアップして効率的に調べてみましょう。

 

現地調査のコツを詳しく知りたい方は、下記コラムをご参照ください。

不動産の現地調査で見るべき15のチェックポイント | いい投資物件を選ぶために

【2】不動産投資セミナーに参加する

楽待」などの不動産投資総合情報サイトなどから確認できるように、今や全国各地で不動産投資に関するセミナーが開かれています。

 

不動産投資セミナーは初心者向けに無料で開講されていることも多く、正確性の高い不動産投資の知識を身に付けたい方にとっては、非常に有効です。

ぜひ、お住まいの地域で初心者向けの不動産投資セミナーが開講されていないか、調べてみてください。

 

ちなみに当サイトを運営する「グランヴァン」も、東京で無料の不動産投資セミナーを定期的に行っています。

⇒ 詳しくはコチラ
※「グランヴァン」セミナー紹介ページへリンクしています。

 

はじめての不動産投資セミナーの探し方と選び方

成功のためには、ずっと不動産投資の勉強を続ける覚悟が必要

不動産投資ポジティブイメージ

以上、不動産投資に興味を持ち始めたばかりの方が、どうやって勉強を進めていくべきか・どんな知識を身に付けていくべきか、情報をまとめてみました。

自分に合った方法で不動産投資の勉強に取り組むことが理想ですが、本当に何から手を付けたらいいのか分からない時には、ぜひこの記事の内容を参考にしてもらえればと思います。

 

最後にお伝えしたいのは、不動産投資の勉強は最初だけするのでは不十分だということです。

「不動産投資」を取り囲む状況は、たえず変化していきます。

 

最初の勉強で得た情報がアップデートされないままでは、あっという間に時代遅れになってしまい、自分の”当たり前”だった不動産運用がうまくいかなくなることがあるのです。

そうならないように、コツコツと利益を生み出す成功大家さんは、常にアンテナを張って新しい情報をキャッチしようとしています。

 

不動産投資に限らず、何か大きな物事を成功させたいのなら、”常に学び続ける姿勢”が大事ですね。

 

不動産投資に関する情報をもっと勉強したい方は「グランヴァンタイム」の他コラムをご参照ください。

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