少額から始められる不動産投資4選|仕組みや違いを徹底解説

少額不動産投資

不動産投資に興味があるものの、「自己資金をあまり用意できない…」と考えている方もいるのではないでしょうか。

確かに物件によっては大きな初期費用が必要になる場合もありますが、実は不動産に投資する方法としては月1万円程度でも始められるものもあります。

▼1万円から始められる不動産投資例

興味のある投資商品だけでもぜひチェックしてみてください。

今回は、月1万円程度の少額でできる不動産投資はどんなものかを紹介します。

実際に不動産投資を相談するとどんな流れ?

不動産投資は老後の年金対策や生命保険の役割が期待できるため、投資家だけでなくサラリーマンの方にも人気の高い投資です。

「不動産投資が気になるけど、自分でもできるのだろうか」
「始めるとしたら、どういう流れなんだろう。しつこい営業をされたら嫌だな」

不動産投資に興味があるものの、このような不安を抱えてなかなか動き出せない方はいないでしょうか。

そこで今回は弊社・グランヴァンにご相談をいただいた場合の流れを「34歳妻子持ち・貯金300万円の大山さん」を例にストーリーにしてまとめました。

「相談したあと、どのように進んでいくのか知りたい」という方はぜひご覧ください。

不動産投資相談の流れを見てみる

月1万円からできる少額不動産投資とは?

REIT

投資対象が「不動産」の投資を不動産投資とするのであれば、月1万円でも始められます。

1万円ほどの元手から投資ができるのは、以下の不動産の小口化商材です。

どれも似た投資ではありますが、違いがあります。自分に合っているものを探してみましょう。

1.REIT(不動産投資信託)

REIT(不動産投資信託)は、不動産投資法人が扱う金融商品の1種で、投資家から集めたお金で複数の不動産を複合的に運用し、発生した利益を配当として投資家に分配するという仕組みです。

投資対象となる不動産はビル・商業施設・ホテルリゾート・住宅・物流センターなど多岐に渡ります。

「投資信託の投資先が企業から不動産に変わっただけ」と考えると分かりやすいのではないでしょうか。

実物の不動産の場合、しっかり調べて購入しないと入居者が入らなかったり、相場より高い金額で買ってしまったりする可能性があります。

REITの場合、上場企業のプロが運用する商品なので、安心して購入できるという点で人気があります。

REITのメリット

REITの最大のメリットは、少額で始められることです。多額の自己資金や借入を用意する必要がなく、月1万円からでも手軽に投資できます。そのほか、以下の点から気軽に挑戦しやすい投資だと言えます。

  • 売買がしやすい
  • 物件管理の手間がかからない
  • 難易度が低い
  • 空室による影響が少ない

REITは株式投資のように、証券口座を持っていれば買いたいと思ったときにすぐ購入できます。売るときも同様です。

現物の不動産では契約まで取り付けるハードルが高く、簡単には売買できないため、この点はREITのメリットです。

投資先の物件の管理は運用会社に任せられるため、出資者には管理・運用の手間がかかりません。

また、REITは複数の物件へ分散して投資するため、その中の1軒が空室になっても運用益への影響が少ないです。

値動きを見て不動産投資市場について勉強したい方におすすめします。

REITのデメリット

REITの最大のデメリットは、手数料が高いことです。証券会社によっては口座を持っているだけで費用がかかり、持ち続けるだけ手数料がかかります

大金を集中投資しなければリスクは低いですが、実物の不動産投資が持つ以下のメリットはありません。

  • 節税効果
  • 団体信用生命保険による生命保険効果
  • 銀行融資によるレバレッジ効果
  • まとまった不労所得システム

通常の不動産投資であれば、ローンで借りた資金を投資に充てることができますが、REITの使途で融資を受けることはできません。

「自己資金以上の投資はしたくない」という方にはおすすめですが、他人資本を使って効率的に増やしたい方には合わないでしょう。

おすすめ! 合わないかも…
・1万円程度の少額から始めたい人
・手軽に売買したい人
・物件管理の手間をかけたくない人
・自分で物件を所有したい人
・投資する物件を自分で選びたい人
・ハイリターンを望む人

 

REITについて、さらに詳しく知りたい方は「不動産投資信託(J-REIT)とは?基本知識と不動産投資との比較」、通常の不動産投資について知りたい方は「不動産投資の知識を初心者にわかりやすく解説 | 少額で始められる投資も紹介」で解説していますので、併せてご覧ください。

2.不動産小口化商材

近年増えてきた不動産小口化商材は、不動産会社がある物件の運用資金を、複数の投資家から集めて運用するというものです

「1つの部屋に対してオーナーがたくさんいる」、または「皆でお金を出し合って運用している」というイメージが分かりやすいでしょう。(実際の運用は管理会社が行います。)

不動産特定共同事業法に基づく投資方法で、出資者全員での共同所有となります。1口数万円〜100万円程度から購入でき、管理会社が運用や売却をして得た利益を投資家へ分配する方法です。

購入は不動産特定共同事業者から行います。

先ほど紹介したREITとの違いは2つです。REITは複数物件に分散して投資するのに対し、不動産小口化商材は1つの物件を複数の投資家で所有します。また、REITは実際に物件を所有するわけではないですが、不動産小口化商材では物件を所有する点も異なります。

金額が小さいだけで、区分所有と同じようなメリットが得られます。

ローンを組まずに始めることができるので、ローンの審査に通りにくい人や、借り入れに対する精神的な負担を避けたいという人にはおすすめです。

ただし、取り扱う不動産会社によって条件や物件が変わるので、良し悪しは一概に判断できるものではないという点が、難しいところでしょう。

不動産小口化商材のメリット

  • 一定期間運用後に所有権を売却できる
  • 物件管理の手間がかからない
  • 価格変動が少ない
  • 利回りが5%と高め
  • 相続税対策になる

不動産小口化商材は株のような投資と違い、家賃収入による運用なので変動が比較的少ない点が魅力です。

一定期間運用後には物件を売却するため、運用益(インカムゲイン)だけでなく、売却による利益(キャピタルゲイン)も得られます。また、想定利回りが5%と高めなのもメリットです。

現物の不動産を取得するのと同じ効果があるので、生前贈与で相続税対策のために投資する方もいます。

物件の直接の管理は運用会社が行うため、手間がかからず初心者も始めやすい商材といえます。

不動産小口化商材のデメリット

不動産小口化商材のデメリットは、以下のような点です。

  • 不動産取得税や固定資産税がかかる
  • 元本保証がない
  • 家賃保証はない

物件を所有するため、不動産購入と同じように不動産取得税や固定資産税がかかります。

また元本保証はなく、購入時よりも価格が下落する可能性もあります。家賃保証がない点はREITも同様ですが、複数物件に分散投資するREITと比べると、空室時の影響が大きいかもしれません。

とはいえ、1棟買いの不動産投資と比較すれば、リスクは低く抑えられるでしょう。

おすすめ! 合わないかも…
・物件を共同所有したい人
・キャピタルゲインを得たい人
・相続税対策をしたい人
・物件管理の手間をかけたくない人
・100万円程度の資金を準備できる人
・月1万円程度から始めたい人
・空室のリスクを少なく抑えたい人

3.不動産投資クラウドファンディング

一般的なクラウドファンディングとは「WEB上で不特定多数の投資家から少額ずつ資金を調達」することで、不動産投資クラウドファンディングも同様です。

クラウドファンディングで集めた資金が不動産の購入や管理にあてられ、運用益や売買差益が各投資家に分配されます

不動産投資クラウドファンディングには、主に「貸付型」と「エクイティ型」の2つがあります。

貸付型はクラウドファンディングで集めたお金を、希望する企業等へ貸し出します。融資した資金に対する利息が投資家へ分配される仕組みで、ソーシャルレンディングとも呼ばれます。その際、担保となるのが企業が所有する不動産です。

もう一方のエクイティ型は、クラウドファンディングで集めた資金で、不動産の出資持分等を取得します。取得した物件の家賃収入や売却益が投資家へ分配される投資方法です。

出資する際は、Web上の不動産投資クラウドファンディングサービス(OwnersBookやCREALなど)を通して行います。

不動産投資信託も不特定多数から集めた資金で不動産投資をしますが、最大の違いは「不動産投資クラウドファンディングは自分で購入する不動産を決められる点」です

不動産投資信託はファンドマネージャーが購入・運用する物件を決めます。

不動産投資信託は自分で投資する物件を決めることができないため、「投資する物件は自分で選びたい」と考えている場合は、物件を自分で選べる不動産投資クラウドファンディングがおすすめです

不動産投資クラウドファンディングのメリット

不動産投資クラウドファンディングには、主に以下のメリットがあります。

  • 1万円から投資可能
  • 投資する物件を自分で選べる
  • 予定利回りは5~6%と高め

利用するクラウドファンディングのサイトや案件によって、1万円からでも投資が可能です。

たとえばOwnersBookであれば、ソーシャルレンディングは1万円から、エクイティ型は物件により50万円程度からが目安となっています。

また、エクイティ型であれば、前述のとおり投資物件を自分で選べます。各物件の特徴や利回りなどを見て決められるのは、クラウドファンディングの魅力と言えるでしょう。さらに、予定利回りは5~6%と高めになっています。

不動産投資クラウドファンディングのデメリット

不動産投資クラウドファンディングのデメリットには、以下のような点があります。

  • 売りに出される物件(案件数)が少ない
  • 投資物件の価格の下落がありえる
  • 今後サービスとしてどうなるかがわからない

「クラウドファンディング」という言葉を耳にするようになったのが最近であることからもわかるように、不動産投資クラウドファンディングもまだできて間もない投資方法です。日本では2011年から始まりました。

まだまだサービスとして長い年月を運用されているわけではないので、今後の安定性は未知数と言えます。

ただ、OwnersBookの運用実績によると、現在のところ元本割れ件数は0件となっています。

「魅力的な物件の募集があってもすぐに募集額に達して終了してしまう」「投資した企業の倒産によって元金がほとんど返還されない可能性がある」などのデメリットもあります。

1万円から投資できる案件も多く気軽に投資できる方法ですが、投資する企業の情報をしっかりと調べた上で投資することをおすすめします。

 

おすすめ! 合わないかも…
・月1万円程度から始めたい人
・投資する物件を自分で選びたい人
・豊富な案件の中から選びたい人

 

不動産投資クラウドファンディングについて詳しく知りたい方は「不動産投資クラウドファンディングとは? | 特有の利点・リスクも解説」で解説していますので、併せてご覧ください。

 

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少額不動産投資のメリット

少額不動産投資は、少額だから始めやすく、最初は小さく始めて様子を見ることができるので不動産投資の登竜門として、物件をご自身で購入して運用する前に始められる方もいらっしゃいます。

特に、次の5点は多くの方にとってのメリットとなるでしょう。

少額不動産投資の手軽さや初心者におすすめな理由について解説しますので「自分に向いているか判断したい」という方は、参考にしてみてください。

1. ローンを組まなくても始められる

通常、物件を取得する不動産投資であれば、購入費用のローンを組むのが一般的でしょう。しかし、少額不動産投資なら1万円からでも投資可能なため、ローンを組まずに始められるのがメリットです。

不動産の融資は審査が厳しいため、転職したばかりで勤続年数が短い方や自営業者の方など、様々な事情ですぐにはローンを借りられない方もいます。そのような事情があっても、少額不動産投資ならすぐに始められます。

また、ローンを組むこと自体への心理的負担もありません。これらの理由から、ローンを組まずに不動産投資をできることはメリットが大きいと言えるでしょう。

2. 銀行預金より高い利回り(平均3%く程度)が得られる

少額不動産投資は銀行預金より利回りが高い点もメリットです。

昨今の銀行預金の金利は、0.1%を下回ることも珍しくありません。たとえば、みずほ銀行の2021年9月時点の普通預金の金利は0.001%(「みずほ銀行|円預金金利」参照)です。

一方、少額不動産投資の利回りは、東証REITなら3.82%(「財務省|ファイナンス」参照)、不動産小口化商材やクラウドファンディングでは5~6%(「ReBreath Fund」「OwnersBook」「A funding」参照)となっています。

少額では利益が出ないのではと思われるかもしれませんが、銀行に預けておくより大きなリターンを得られる可能性のある投資方法なのです。

※引用:財務省|ファイナンス J-REIT市場の現状と今後

3. 空室時のリスクが少ない

少額不動産投資は、物件を部屋単位などで購入し運用する不動産投資より空室時のリスクが少ない点もメリットです。

なぜならREITでは複数の物件に分散投資をしているので、そのうちの1軒が空室になったとしても、運用益への影響が少なく済むからです。

たとえば部屋単位で購入して1軒のみを運用している場合は、その1軒が空室になると得られる家賃収入は0円となります。一方のREITであれば、空室により減る収入は数分の1で済むため、リスクは少ないでしょう。

リスクを少なく不動産投資を始めたい方にはピッタリの投資方法と言えるのではないでしょうか。

4.客付けをしなくて良い

少額不動産投資は、出資者自身が客付けを行う必要がありません。なぜなら、委託先の業者が物件を管理・運用するため、客付けも行ってくれるからです。

自分で物件を所有・管理する不動産投資の場合は、客付けのためのポスティングやWeb集客を行う必要があります。

少額不動産投資なら、営業の手間や時間、広告宣伝費などを省けるのがメリットです。

5. 物件管理をしなくて良い

客付けだけでなく、REITやクラウドファンディングなどは管理を運用会社に任せられるため、入居者の家賃管理やクレーム対応をする必要がありません。

また、修繕費などの支出についても、投資家全員で分散するため負担が少なく済みます。仮に自分で物件を所有する場合には、以下の修繕費がかかります。

※引用:国土交通省|マンションの修繕積立金に関するガイドライン

毎月積み立てる修繕費の目安は、1㎡あたり178円~218円(15階未満)です。

自分で所有するなら、約25㎡のワンルームマンションで毎月4,450円~5,450円、約70㎡の3LDKなら毎月12,460円~15,260円を負担する計算です。

管理の手間や費用を抑えて、手軽に始められるのが少額不動産投資の利点とも言えます。

少額不動産投資のデメリット

少額不動産投資のリスク

少額不動産投資は初心者でも気軽に始めやすい投資方法と言えますが、3種類に共通して以下のようなデメリットもあります。

  • 選べる投資先が限られる
  • 手数料がかかる

自分にとって大きなデメリットにならないか見てみましょう。

1.選べる投資先が限られる

少額不動産投資は投資先が限られてしまいます

不動産投資信託であれば多少企業を選んで投資はできますが、物件は自分で選ぶことができません。

一方、物件を選べる不動産小口化商材や不動産投資クラウドファンディングは物件数自体が少なく、立地条件のいい物件はすぐに募集を終了してしまうこともあるため、なかなかいい物件に巡り合えない可能性があります。

2.手数料がかかる

不動産投資信託や不動産投資クラウドファンディングの場合、投資会社から分配される投資方法であるため手数料が発生し、手数料が多ければ多いほど、本来の収益よりも少なくなってしまいます

例えば不動産投資信託の場合、以下のような手数料が必要となる可能性があります。

手数料の種類 手数料の詳細 手数料の相場
販売手数料 投資信託の購入時にかかる手数料 0~3%
信託財産留保額 投資信託を換金(解約)した時にかかる手数料 0%~0.5%
信託報酬 投資・運用を行う運用会社に支払われる手数料 0.05~3%

販売会社によって手数料が無料の「ノーロード商品」を取り扱っているところもあるため、事前に確認をしてから購入しましょう。

不動産投資クラウドファンディングの場合は、どのサイトで投資を行うかによって手数料に差がありますので、登録をする前に確認しておくことが大切です。

3.まとまったリターンを得るのは難しい

株式投資やFXよりリスクが低く、投資信託や預金よりリターンが大きい投資を求めて少額の不動産投資を考えている方もいるかもしれませんが、まとまったリターンを得るのは難しいです。

おおよそ年利は3%程度なので、月1万円を30年投資した場合以下のシミュレーションとなります。

  • 元本:360万円
  • 運用収益:222.7万円
  • 総額:582.7万円

最終的に元本の162%まで増えているため、もちろんやったほうが資産を増やせる可能性は高いです。

しかし、実物の不動産投資で期待できる利回りには及ばないため、同じようなリターンを求めたい方は次章で紹介する区分マンション投資を検討しましょう。

月1〜2万円の積立でできる区分マンション投資とは?

不動産投資

ここまでは不動産投資の小口化商品を3つご紹介しましたが、以下3つの条件を満たしている方には、実物の不動産投資がおすすめです。

  • ローンが通る信用情報(年収500万円程度)を持っている
  • 10〜100万円程度の初期費用が用意できる
  • 月1〜2万円の積立ができる

区分マンション投資と呼ばれる、マンションの1室を管理する不動産投資なら月にかかる費用は1〜2万円程度*です。REITや小口化商材に少しずつ投資しようと思っていた方でも支払えるのではないでしょうか。

毎月3万円ほど貯金しているのであれば、うち1〜2万円を不動産投資の小口化商材より利回りの良い不動産投資に入れてみましょう。

本章では月1〜2万円の積立でできる不動産投資「区分マンション」のメリットと注意点を解説します。

*当社グランヴァンの場合です。月の積立額は不動産投資会社によって異なります。

区分マンション投資のメリット

区分マンション投資には、以下のようなメリットがあります。

上記のメリットから、区分マンション投資は不動産投資初心者の方や自己資金をおさえたい方におすすめです

1)空室になりにくい好条件の物件を運用できる

区分マンションの場合、空室になりにくい好条件の物件を購入しやすいです。好条件としてあげられる物件の特徴は以下のとおりです。

  • 駅から近い
  • 主要駅までアクセスしやすい
  • 新築
  • 周辺施設が充実している

このような条件が揃っているマンションを一棟購入・運用しようとすると、個人では出せないような高額な費用が必要となり、多くの人はローンを組むことも難しいでしょう

また、中古マンションやアパートなど一棟購入でも手が出せる範囲の物件の場合、立地条件が悪かったり、「設備が古い」「オートロックがついていない」といった物件そのもののグレードが低いなどのデメリットがあり、そのような物件では空室が続いて赤字になってしまう可能性があります

区分マンションなら1室の購入なので、新築マンション1棟購入のような高額な費用をかけず、好条件の物件を購入できるのです

2)管理の手間がかからない

不動産投資は株式などの投資と異なり運用中の「管理」が必要です。

  • 共有部分の清掃
  • 設備の点検
  • 設備の修理

区分マンションの場合は、管理組合があるため、建物の保守・管理は管理組合が行い、共用部分の清掃等は管理組合が委託した管理会社がやってくれます。

しかし、一棟マンションの場合は、管理組合がないため、共用部分の清掃等は管理組合に委託できても、その他の管理・修繕をどうするのかを自身の責任で全て決めていかなければなりません

意思決定の範囲が広いため、管理の実業務は委託するにしても手間がかかります。不動産投資初心者や本業の傍ら投資を行う方には区分マンション投資が適しているでしょう。

3)売却しやすい

不動産は流動性が低く、売却しにくい投資商品です。

特に高額な一棟マンションなどは、「購入したい」と考えている人も少ないため、なかなか売れずに困ってしまうこともあるでしょう。

一棟売却となると売却価格も非常に高額となるため、ローンを組むとしても高年収の層にしか審査がおりません。一方、区分マンションの場合は中古で1,000万円台になるなど価格が抑えられるため、一般的なサラリーマンでもローンを組みやすく、購入しやすいです

一棟で売り出すよりも購入できる層の幅が広がるため、他の不動産よりも早く売れる可能性が高いと言えるでしょう。。

4)物件購入価格をおさえられ、ローンがおりやすい

一室のみを保有する区分マンション投資は、一棟マンションより物件購入価格がおさえられます。物件購入価格をおさえられるのは、ローンの借入額が少なくなることにつながるため、年収や勤務会社の安定性に自信がない方でもローン審査を通過しやすくなるのがメリットです

物件を購入する際の初期費用は「10〜100万円程度」におさまるケースもあります。

基本的に返済が楽になるため、頭金を入れることをおすすめしますが、フルローンの場合は頭金なしでローンを組むこともできます

物件購入当初は家賃収入で返済額をまかなえず、数万円を持ち出す必要があるものの、ローン返済が終わった老後に安定して収入を得たい方にはおすすめです

フルローンについて詳しく知りたい方は「不動産投資に頭金は必ず必要?フルローンなら自己資金を抑えられる」で解説していますので、併せてご覧ください。

5)自分年金として活用できる

ローンを完済した後は、月にまとまった金額を不労所得として受け取れます。たとえば、30歳から30年ローンで不動産投資を始めた場合、60歳から安定した家賃収入が入るため、年金のような安心材料になります。

不労所得

*当社・グランヴァンでの投資イメージ

老後の貯蓄として投資信託(REITなど)をしている場合、基本的には「元本+運用益」のまとまった資産を切り崩して過ごしていくことになります。

一方、区分マンション投資であれば、貯めた資産を切り崩すのではなく、年金のように毎月収入を受け取れます。

月3万円を貯金しているのであれば、預貯金とマンション投資にそれぞれ1.5万円ずつ積立てていくことで、老後ある程度の金融資産を持ちつつ、実物資産も保有できます。

ただし、すべての不動産投資会社がこのような方針で区分マンション投資を提供しているわけではありません。当社グランヴァンの場合は、上手のように空室リスクに対応するための「家賃保証」や修繕が必要になったときのための「積立」をサポートしておりますが、サポートを付けない分、高利回りを実現している会社もあります。

区分マンション投資の注意点

メリットの多い区分マンション投資ですが、以下のような注意点があります。

上記の注意点を踏まえると、リターンの大きい投資をしたい方や家賃保証などの契約無しで安定した収益を得たい方には区分マンション投資は向いていません

1)収益性が低い

区分マンション投資はマンションの1室のみを購入するため、一棟マンションと比べると家賃収入が少なくなります。

一棟マンション 区分マンション
家賃/部屋 10万円 0万円
部屋数 20部屋 1部屋
合計家賃収入 200万円 10万円

もちろんローン返済があるので、一棟マンションでも200万円丸ごと手取りになるわけではありませんが、収益性は高いと言えます。

区分マンションの場合はローン返済なし、管理料なしでも経費がかかるため、家賃収入は最大でも7〜9万円でしょう。家賃収入で「脱サラしたい」「専業大家になりたい」という方には適していません

家賃保証をつけてローン完済後に不労所得が得られるような、安定運用がしたい方におすすめです

2)空室になれば家賃収入がなくなる

区分マンションを1室だけ所有している場合、その物件が空室になれば当然家賃収入はゼロになり、ローンの返済や管理費は自己資金から支払わなくてはなりません。

こうしたリスクをおさえるためには以下2つの方法があります。

  • ニーズの高い好条件の部屋を購入する
  • 家賃保証をつける

好条件の部屋は購入価格も高くなりやすいため、ローン返済額が家賃収入を圧迫してしまうことには注意が必要です。心配な方はサブリース契約(家賃保証)のある管理会社にお願いしましょう。

ただし、家賃保証は信頼のおける会社に任せないと急に保証金額が下がったり、会社が倒産して打ち切られたりといったトラブルにあう可能性もあります。

収益とリスク低減、どちらが重要かを考えて家賃保証の必要性を考えてみてください

区分マンション投資について詳しく知りたい方は「区分マンション投資はやめとくべき?メリット・注意すべき点まで解説」をご覧ください。

まとめ|少額不動産投資の使い方は、不動産投資の登竜門か銀行貯金の代わり

「不動産投資の安定性は魅力的だけどやっぱりローンやリスクが不安…」、または「投資自体どんなものかわからないのに高いマンションを買うのはちょっと…」と感じている方は、結構多いのではないでしょうか。

今回紹介した少額不動産投資は、不動産投資の登竜門として手軽に始められる商品ですし、分配金としての利回りは、平均3%ほどあるので銀行預金の代わりとしても有用です

少額商材でも実際に始めてみることで、不動産投資の雰囲気や、どういった時に値動きするのか、人気の不動産の種類などもなんとなくわかってくるかと思います。

少額商材で、不動産投資の世界に慣れてきたら、次は初心者でも始めやすい区分マンション所有を検討してみてはいかがでしょうか

よくある質問

1万円から少額で始められる不動産投資には何がありますか?

以下4つがあります。

  • REIT(不動産投資信託)
  • 不動産小口化商材
  • 不動産投資クラウドファンディング

詳しくは「月1万円からできる少額不動産投資とは?」で解説しています。

1万円からの少額投資でも儲けられますか?

不動産の小口商材の利回りは3%程度です。貯金や預金よりは増やせる可能性があると考えておくといいでしょう。

少額でもまとまったリターンを得たいのですが...

まとまったお金を得たい人には区分マンション投資がおすすめです。月1〜2万円程度を積み立てていけば、ローン完済後は月7〜10万円程度の不労所得が得られます(グランヴァンの場合)。

将来の不労所得を作る不動産投資についてはこちらのページで紹介しています。

実際に不動産投資を相談するとどんな流れ?

不動産投資は老後の年金対策や生命保険の役割が期待できるため、投資家だけでなくサラリーマンの方にも人気の高い投資です。

「不動産投資が気になるけど、自分でもできるのだろうか」
「始めるとしたら、どういう流れなんだろう。しつこい営業をされたら嫌だな」

不動産投資に興味があるものの、このような不安を抱えてなかなか動き出せない方はいないでしょうか。

そこで今回は弊社・グランヴァンにご相談をいただいた場合の流れを「34歳妻子持ち・貯金300万円の大山さん」を例にストーリーにしてまとめました。

「相談したあと、どのように進んでいくのか知りたい」という方はぜひご覧ください。

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