投資の落とし穴 | 絶対にしてはいけない3つの行動【初心者必見】

投資の落とし穴を知りたい。

投資初心者がやりがちな失敗をしたい。

初心者が気を付けるべきポイントは何?

投資をはじめようとしている方のなかには、リスクが気になって踏み出せないという方がいるかもしれません。

この記事では投資初心者ではなかなか気付けない、投資の落とし穴や絶対にやってはいけないことを紹介します。

失敗事例や初心者が気をつけるべきことも解説しますので、参考にしてみてください。

初心者にありがちな投資に関する7つの落とし穴

どのような投資を行うにしても気を付けないといけないポイントは以下の7点です。

  • 投資の目的が定まっていない
  • 利回りや相場を知らない
  • 高利回り・高配当のものに飛びつく
  • コストを洗い出せていない
  • リスクの見込みが甘い
  • 将来的な資産価値を考えられていない
  • 出口戦略を立てられていない

投資をはじめるときに目的を明確にしていないという人はあまりいません。

しかし、目先の利回りがよい投資案件や高配当の株式に飛びついたり将来のコストやリスク、資産価値、出口戦略を考えられていない人は多いです。

まず投資を行う際は、「老後の資産形成に役立てたい」、「資産を分散しておきたい」など目的にしたがって何を得たいのか、いつまでにどれくらいの利益を確保したいのかという目標を設定することが大切です。

そして目標を達成するために、どの投資手段を利用するのか決めます。また利回りの設定、手数料、不動産投資など初期費用やランニングコストの試算などを行います。同時に不確実な点やリスクを洗い出しておくことが必要です。

為替相場の上下、不動産価値の下落などを想定して、目標を達成できるよう検討します。

資産を売って売却益を得る、出口戦略を最初に描いておくことも大切です。

投資をする人が絶対にやってはいけないこと3選

続いて投資をする人が絶対にやってはいけないことを3つ紹介します。

感情に左右されて取引を行ってしまうこと

投資は利益を得るために将来を見込んでお金や労力を注ぐことです。

そのため客観的な数字やデータを使って、冷静な判断を下す必要があります。時々の感情に引っ張られて決断を行うと、将来的に正しくない行動をしてしまうことがあります。

世界一の投資家ウォーレンバフェットも、感情に任せて投資を行った結果、損失を出しました。

ウォーレンバフェットは、ある会社の株を適正価格で売却することを目的に、安くで株式を集めて高く売ろうとしていました。しかし売却する際にその会社の経営者が提示した額に腹をたててしまい、株を売るどころかさらに買い集めるという目的にそぐわない行動をしてしまったのです。

結果として、あまり利益にならない事業会社の資産を持つことになり、赤字を出してしまいました。

ウォーレンバフェットは当時のことを、健全な会社を買収していれば「現在の時価総額の2倍の価値が出ていた」と振り返っています。

将来に資産価値が下落してしまうものを購入する

投資には運用で得られるインカムゲインと、資産そのものを売却することで得られるキャピタルゲインがあります。

このキャピタルゲインも投資で利益を出すための重要な手段です。

キャピタルゲインを得るためには、出口戦略を立てておく必要がありますが、出口戦略をないがしろにして損することも珍しくありません。

たとえば不動産投資で将来売却するときに、資産価値が大きく下がってしまう選んではいけない物件があります。その一つは新耐震基準になる前に立てられたマンションです。耐震補強されている、もしくは現在の法律基準を満たしているものを選ぶことが時代の流れになっています。

このことを深く考えずに物件を選んでしまうとなかなか売却できず、将来あてにしていたキャピタルゲインを得られないということになりかねません。

将来的に価値が持続されるものを選ぶことが大切です。

資産価値が大きく下がったときに売却してしまうこと

不況や災害で株価指数や不動産価格が暴落してしまったときに売却すると、後でまったくリカバリーできない事態に陥ります。

たとえば確定拠出型年金(iDeCo)は、2001年から始まった私的年金制度ですが、始まったときから持ち続けている方はほとんどが利益をあげています。しかし中にはリーマンショックで株価指数が下がったときに、売ってしまった方もいます。

結果的に価格は戻ったので、長く持ち続けているとプラスの利益に転じたはずです。

恐怖心に耐えられず、暴落したときに市場から出てしまった人は損をしてしまうこともあります。

投資初心者がしてしまった失敗事例3選

続いて投資初心者が気付かずに陥ってしまった失敗事例を紹介します。

1.株式投資の失敗事例

レバレッジをかけすぎて自己資金が溶け、生活費を使わざるを得なくなったAさん

勤めている会社の業績が悪化し、ボーナスが下がったAさんは収入を確保するために株投資をはじめました。

余剰資金があまりなかったので、信用取引を利用して節約して貯めた100万円の保証金を証券会社に預けて、個別株300万円の運用を開始。

しかし3ヶ月後その会社の株価は1/2まで下落し、資産は0円となり50万円の負債を抱えてしまいました。

信用取引では自己資金の最大3.3倍で取引することができます。そのため少ない資金で大きな額の運用を行えるのです。

しかしデメリットもあります。

100万円を元手に300万円の信用取引をして株価が1/2になると、150万円を損失します。もともと自己資金は100万円でしたので、50万円分を支払うことになります。

貯金を使い果たしてしまったAさんは、生活費として使用していた分を負債に充てることになってしまいました。

個別株の投資では業績の変化による、株価の上下を想定しておく必要があります。また株式市場についていけるよう、価格下落時に耐えられる資金の余裕や心の強さも必要です。

2.投資信託の失敗事例

利用している証券会社の人気ランキング上位の投資信託を購入したBさん

生活が今より豊かになったらと考え、自分なりに勉強してまずは低リスクと言われている投資信託を始めてみたBさん。

投資は今回が初めてでどんな商品を買えばいいのか迷い、利用している証券会社の人気ランキングを調べました。

上位に入っているものなら間違いないだろうと思い、新興国投資型の商材を購入。

最初の1年程度は利益が出ていたのですが、その後伸び悩み数年経って繰上償還*になってしまった時には、元本割れになってしまいました。

*繰上償還:市場環境の変化などによって当初の運用が困難になった際に、信託期間(運用期間)の満了日前に返還されること

このような失敗事例が起こる理由は「証券会社の人気ランキングには、投資家からの人気が高く売れているものだけでなく、証券会社が売りたいと思っている商材の場合もあるから」です。

また、投資信託の中には「テーマ型」と言われるジャンルがあります。ロボットやAIなど、主にIT関係の成長が著しい技術がテーマとされることが多く、特定の業界や企業に投資をするタイプの投資信託です。

このような流行りのある商品は短期的にみると儲かるものの、世間からの注目度が下がったとき、価値も急落してしまう可能性があります。長期保有向きではないため、長い目で見ていると損をするケースも少なくありません。

代表的な例は1990年代〜2000年代にかけてアメリカ市場を中心に起こった「インターネット・バブル」です。電子商取引が現実化し始めたことから、多くの資金がインターネット関連企業に投資し、異常な高値に上昇しました。しかし、2001年には完全にブームが終了。

日本でもネット関連の銘柄が最高値の100分の1など、大幅に値下げする自体が起こりました。

このように流行やランキングなど人や企業からの情報を全てを鵜呑みにしていると失敗する可能性があるので、あくまで参考程度に冷静な判断で商材を選ばなくてはなりません。

「値動きに一喜一憂したくない」「細かな売買をしなくてはいけない投資は面倒」と感じている方には、不動産投資をおすすめします

次章でありがちな失敗事例を紹介しますが、本来はインフレやデフレに強い投資です。適切な会社のもとで行えば、安定したほったらかし投資ができます。

不動産投資が景気の影響を受けにくい理由は「不動産投資はインフレ時に価値が上昇!物件購入で失敗しないポイント」をご覧ください。

3.不動産投資の失敗事例

空室リスクを甘く見て区分マンション1室をCさん

特に初心者にありがちなのが、マンションやアパートの空室リスクの甘く見てしまうことです。

税金対策を目的に不動産投資をはじめたCさんは、都内で比較的新しいマンションを購入。家賃10万円、ローン返済額や管理手数料などを合わせて月々の支払い9万円で2年間順調に運用していました。

ところが2年経ったところで入居者が転居。

退去前から新しい入居者の募集はかけていたものの、

一室のみでも収支がプラスになるよう設定していたため、周辺のマンションに比べて家賃が高く、入居者がなかなか集まりませんでした。半年ほどで新しい入居者は決まりましたが、それまで空室だった期間の収入はありません。ローン返済額を自己資金から持ち出すことになり、大きな赤字が出ました。

また周りのマンションよりも高かった家賃を見直し、家賃を5,000円ほど下げインカムゲインも減り、損失が大きくなってしまいました。

この失敗事例から学べることは、マンションやアパートなど人の入れ替わりがある物件には空室のリスクが付いてまわるということです。特に上記の事例のように、一室のみを購入・運用する区分マンション投資は初期費用は安く済むものの、家賃収入がゼロになるリスクは大きいです。

かと言って高額ローンが必要な一棟マンション投資だと初心者の方にはハードルが高くなるため、区分マンション投資を家賃保証付きで、実績のある管理会社のもとで行うのがおすすめです。

ローン完済までは1.2万円程度積み立てる必要がありますが、自信で管理したり、入居者を募集したりする必要がなくなります。

不動産投資をもっと知りたい、興味がある方はグランヴァンの不動産セミナーへの参加をご検討ください。PCやスマホから参加でき、初心者でもわかりやすく教えています。詳しくは「不動産投資セミナー申し込み」をご覧ください。

投資初心者は大きな失敗を避けるためにするべきこと

最後に投資初心者が投資をはじめるときに注意することを4つ紹介します。

リスクや費用をもれなく洗い出す

株式やFXなどでは相場の大幅な下落、不動産なら空室リスクや住環境の変化、自然災害など考えられるリスクはすべて洗い出しましょう

費用についても初期費用だけでなく、ランニングコストも可能な限り把握することが重要です。

それらを踏まえて余裕のある収支計画を立てることで、不測の事態に陥ったときにも対応できます

予期せぬことがあった際に生活費などを使わないためにも、はじめは余剰資金で投資するようにしましょう。

出口戦略も計画する

株式投資では株を取得した額よりも高く売ること。不動産投資では購入した物件を別の投資家により高く売ることで、キャピタルゲインを最大化できます。

また運用で損失を出してしまったときに、売却益が救いになることもあります

損失を被って市場から退場しないよう、あらかじめどうなったら損切するのか、不動産を売却するのかルールを決めておくようにしてください。

ルール化しておくことで落とし穴にハマらずに、損失を避けたり大きな利益を確保したりすることができます。

まずは小さな投資をはじめてみる

投資には知識やスキルだけでなく心の余裕も必要です。

なぜなら資産運用をしていると人間の感情の仕組みとして、損をしたくないという気持ちが働くからです。

そのときそのときの欲や恐怖など感情にしたがって行動をしていると、長期的な利益を最大化することができません。

損失を回避したり、投資で成功したい方は、資産価値の上下によって一喜一憂しないように数千円や数万円から投資を行う訓練をしておきましょう

少額の運用で経験を積むことで大きな投資を行うときにも、感情に流されず冷静な判断をできるようになります。

初心者にもおすすめの低リスクで始められる投資は「初心者必見!低リスク投資5選と失敗しない3つのポイントをご覧ください。

セミナー等でプロから話を聞く

投資では自分だけの考えや判断に頼るのではなく、経験者などプロの視点で検討することも大切です。

プロの話しを聞く手段の一つとしてセミナーがあります。

いくつかのセミナーに参加して、信用できる相談相手や会社を見つけてください。

セミナーや投資の担当者を参考にする際は、必ず経験や実績が豊富な方のアドバイスを聞くようにしましょう。

経験や実績がない営業マンに引っかからないことも大切なポイントです。

不動産投資セミナーで失敗しない選び方については「【初心者向け】不動産投資セミナーの選び方とおすすめ5選」をご覧ください。

【まとめ】投資で失敗しないためにはリスク管理とアドバイザー選びが重要

以上、投資の落とし穴や絶対にやってはいけないこと、初心者が注意するべきことを紹介しました。

株式投資や投資信託というのは基本的に「予測不可能な社会問題」が起こることで上下します。だからこそ過去の社会問題ではどんな動きをしたのか、どんな方法でその情報を誰よりも早く入手するかなどの勉強が常に必要になってきます。初心者が株式や投資信託を行う場合は勉強と運用を日々行わなければならないのです。

一方不動産投資は不動産を取り扱う投資会社との取り組みになるので、ある程度の事は任せられますしもし社会的リスクがあったとしてもアドバイスを受けられるので、値下がり中に慌てて売ってしまって損をした、というリスクを回避しやすくなります。

投資初心者にとっては運用の大部分を投資会社に任せながら利益を得られるので、投資会社を慎重に選ぶことで失敗をかなり防げますよ。

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