自分の資産を自分で守る“3つの心得” | 富裕資産家から学ぶべきお金との付き合い方とは?

資産を守る

 

盗難から一企業の倒産、国の財政破綻から世界恐慌まで……。

私たちには、様々な規模の“有事”に備える、資産防衛の知識が必要です。

 

自分が老後、安心して暮らすために。あるいは、家族にできるだけ多くの資産を遺すために。

今回の記事では、資産運用を試みるすべての人が身に付けるべき、資産を守る3つの心得・考え方を解説しました。

富裕層に学ぶ!資産を守るための“3つの心得”

知るべき3つのこと

過去、資産の守り方を必要としたのは主に“富裕層”、すなわち守るお金をたくさん持っている世帯でした。

 

しかし、「自分の資産を自分で作る」という意識が高まっていくにつれ、「自分の資産は自分で守る」という考え方が重視されるようになり、主に富裕層に関係する話だった資産防衛意識は、従来よりずっと一般的なものとなっています。

 

さて、富裕層から学べる資産防衛の原則的な考え方には、以下の3つが例として挙げられます。

それぞれ詳しく、以下の項目で見ていきましょう。

  1. 預金を資産防衛とは捉えない
  2. 投資するなら価値が変わりにくく、古くから認められている物
  3. 人工的に作られた価値は、ある日突然暴落すると考える

【1】預金を資産防衛とは捉えない

日本人は、多くの資産を現預金で持ちます。

お金との向き合い方が変化してきたとはいえ、「わざわざ手間をかけて運用したり、リスクを承知で投資に回すよりも、銀行に預けておいたままのほうが安心」という考えのほうが、まだ根強いです。

 

しかし資産家は、預金に頼ることが資産防衛になるとは思っていません。

欧米の資産の持ち方を見習い、現預金でもいくらかは持ちつつも、債券や株式、不動産など様々な形に変えて、総資産を守っています

 

富裕層がいわゆる“預金神話”を崇拝しない理由は、現預金だけではインフレに抗えないことに気付いているからでしょう。

 

預けた現金の“金額”は勝手に減ることはありませんが、口座の外側で現金の“価値”そのもののが変わってしまうことはあります。

「預けた過去の1万円と今の1万円、そして未来の1万円の価値が同じではない」と気付いた資産家は、現預金で全資産を持つリスクを回避しているのです。

 

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【2】投資するなら、価値が変わりにくく古くから認められている物

お金持ちがお金を“作る”段階では、新しい資産運用方法にも果敢にチャレンジしているようです。

資産への興味に合わせて、様々な運用を試してみる傾向があります。

例えば最近だと、仮想通貨の投資にチャレンジした資産家も少なくなかったでしょう。

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しかしお金持ちがお金を“守る”段階になると、長くその価値が認められてきた、動産(土地を含むとなお良い)、金・宝石などの資産運用方法を重要視します。

 

自身の資産の一部を土地に換えて守る資産家は、その土地に“今”認められている価値だけでなく、「100年以上前はどう使われていたか? 栄えていたか?土砂災害などあったか?」などの情報を、古い地図や文献で調べることもあると言います。

【3】人工的に作られた価値は、ある日突然暴落すると考える

暴落

硬貨や貨幣、そして株券などは、人工的な価値を与えられた、いわば“実体のない資産”です。

 

例えば紙幣の材料である紙に希少性はなく、ただその概念によって価値が成り立っていることに注目してみましょう。

紙幣という“物自体”、あるいは株券という“物自体は”、いくらでも生産可能ですが、価値が無限に生み出されるわけではありません。

 

資産防衛に積極的な資産家は、人工的に価値を付けられ、そして人工的に数を調整できる資産を、一般的な人々ほどは信用していません。

大昔から使われている通貨であろうと国債であろうと、価値が大暴落する可能性をどこかで考えています。

 

だからこそ、簡単に増やしたり流通させたりしにくい土地、埋蔵量が決まっている貴金属類、芸術品や骨董品などの資産価値を認めています。これらは人が思惑通りに量産することができない、有限的な資産です。

昔の富豪が希少な芸術品の蒐集に凝ったのはただの道楽ではなく、理にかなう資産防衛策でもあったのでしょう。

 

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【まとめ】金額を増やすことを目的としないお金との付き合いが、資産防衛に繋がる

資産運用

現状、多くの資産を持たない人は、資産を作ること・増やすことを重視しているかもしれません。

しかし、目に入る数字が増えていくことだけを目標にしていたのでは、本当に堅実な資産運用とは言えないでしょう。

 

どんな有事にも耐えられる、無敵の資産はおそらく存在しません。

欧米の暮らしで一般的なように、資産はどれか1種類の形に集約させるのではなく、様々な種類に分け換えて維持する、分散投資が望ましいでしょう。

 

それぞれの長所・短所を補い合えるよう、複数の資産運用方法を併用することが、資産を守る視点では手堅いです。

具体的に「資産を守る(資産防衛)視点で効果がある」と言われている資産運用方法には、一体どんなものがあるのかについては、近日公開予定の記事でまとめていきたいと思います!

 

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