投資で賢く資産を増やすには | 自分に合った投資方法の選び方

 

資産を増やしていく方法の1つに、「投資」があります。

投資でうまく資産を増やすための大原則は、当然ながら投資方法選びを失敗しないことです。

 

とはいえ「資産運用の一環として、投資に挑戦しようか検討し始めたばかり…」という人は、たくさんある投資方法をどう比較して、どう選んでいけばいいのか、頭を悩ませることと思います。

そこで今回は、資産運用初心者向けに、投資で資産を増やすための考え方や選び方を解説してみました。

投資で資産を増やすためにまずは知っておきたいこと

バランスを考えるイメージ

投資にチャレンジして、今までよりも資産を効率よく増やしたい人の目的は、人それぞれです。

例えば、「できるだけ短時間でお金を貯めて自分の生活を充実させるために使いたい」という人もいれば、「家族のために少しずつでいいから増やしたい」という人、そしてあるいは「老後の生活の心配が解消できればいい」という人などがいます。

 

こうした各人の資産運用の目的の違いによって、適した投資方法も違ってきます。

さらには、個人の支払い能力(もしもリスクを被った時に、どのレベルまで耐えられるか)によっても、向いている投資方法が異なります。

 

1.資産を増やすまでの期間

2.狙う利益の大きさ

3.自分が耐えられるリスクの程度

つまり、賢い投資を進めていくためには、上記3つのポイントを明確にすることが大前提なのです。

 

これらを浅慮してしまうと、資産を増やすどころか、資産を損失するおそれがあります。

「投資を始めるのではなく、普通に500円玉貯金をしておけばよかったな…」という事態は、避けたいものですね。

 

  • 短期間でたくさんリターンを得たいなら、リスクが大きいことを知る
  • できるだけリスクを抑えるなら、大きなリターンは求めないことを知る …etc

上記のように、それぞれの投資方法のプラス面ばかり追い求めるのではなく、そのプラス面に反して存在するマイナス面も、しっかり考慮する必要があるということです。

自分に合った資産を増やせる投資方法はどれ?4つのパターンを例に考えよう

4つの方法

  1. リスクの少なさを最優先したい
  2. 短期で大きな利益を狙う
  3. 長すぎず・短すぎずの期間でそこそこの利益を狙う
  4. 長期でコツコツと利益を狙う

以降の項目では、上記4つのパターンを例に挙げて、向いている投資方法の例を紹介していきます。

 

あくまでも目安・参考ですので、個人の支払い能力も踏まえたうえで本当に適しているかどうか、可能であればファイナンシャルプランナーなどの、専門家の意見を取り入れて慎重に判断しましょう。

【1】リスクの少なさを最優先したい人向け

財務省

リスクの少なさを最優先して資産を増やす場合、極論を述べると、“投資をすること自体にこだわらなくてもいい”のです。

何故なら、リスクがまったくない投資方法は存在せず、絶対にリスクを被りたくない人は、そもそも投資をするべきではないからです。

 

投資について具体的に考えたことはなくても、ほとんどの人が活用しているであろう「銀行預金」は、預けた分だけお金が貯まり、引き出した分だけお金が減るシンプルな仕組みですし、本当にわずかながら金利も付きます。

マイナス金利が続く現代社会において、銀行預金で得られる利益はきわめて少ないですが、能動的に動いて損をすることが怖い人は、シンプルに貯金をする以外の資産運用方法に、今は無理して手を出さなくていいのではないかと思います。

 

ただ、あくまで“投資をする”方向に動きたく、それでいてリスクを最小限に抑えたいのであれば、銀行預金よりもほんの少しリターン(利益)が大きい、「個人向け国債」「個人向け社債」があります。

■ 個人向け国債の特徴 (リスクかなり小、利益かなり小)

個人国債とは、その名の通り「国」に投資をするイメージのものです。

国にお金を貸している間、年間にして0.05%の金利を、半年ごとに受け取ることができます。

銀行預金の金利の平均が約0.03%であることを踏まえると、わずかながら個人国債のほうがお金が増えやすいのです。

また、1番の特徴は発行元が日本であることによる、信頼性・安全性でしょう。

■ 個人向け社債の特徴 (リスク小、利益小)

個人国債よりもリスクが上がるものの、得られる利益も少し多めに見込めるのが、個人社債です。

国にお金を貸すのではなく、いち会社にお金を貸すので、倒産リスクの低い企業をしっかり見極める必要があります。

 

ちなみに、資産運用初心者の方の中には、この個人社債と「株式投資」を混同する方もいらっしゃるようですが、個人社債は、‟会社が何らかの目的で資金を調達するために発行する社債を、個人向けに販売(小口化)している”ものなので、あくまで投資家からの‟出資”であり、企業側に返済義務のない「株式投資」とは、スタンスが大きく異なります。

 

【POINT】リスクを少なく老後資金を貯めるならiDeCo(個人型確定拠出年金)も可

近年、iDeCo(個人型確定拠出年金)が話題になっています。iDeCoとは、簡単に言うと自分でつくる年金制度のことです。

「今の公的年金制度が、自分の老後もきちんと機能しているの?」と不安に思う人が、年代を問わず増えてきているのかもしれません。

 

iDeCoの運用は自己責任ではありますが、その代わりに他の年金制度が破綻した時の影響を受けないというメリットがあります。

自分の老後生活に重点をおいてリスクの少ない投資をする目的においては、iDeCoの加入も視野に入れるといいでしょう。

【2】 短期で大きな利益を狙う人向け

株価チャート

「投資開始から1年以内でそれなりに資産を増やしたい」という人には、株式投資という方法があります。

配当金は、株を保有している間に得られるインカムゲインであり、短期間で利益を出す場合は売買利益であるキャピタルゲインを狙って、常に株価の変動をチェックします。

 

購入時よりも株価が高くなる‟売り時”を逃さなければ、投資開始から1年以内で資産を効率よく増やすことは十分に可能です。

そのために、かなり頻繁に株価の変動をチェックすることになりますから、株式投資はまめな性格の人に向いているかもしれません。

 

ただ、記事の冒頭で述べたように、短期間で“大きな”利益を得ようとすると、リスクもそれなりに大きくなります。

激しい市場の動きに翻弄され、急いた取引をすることは、当然ながら得策ではないのです。

 

とはいえ、もし仮に投資している企業が倒産するなど最悪の事態に陥ったとしても、実際は保有している金額以上の損失をすることはないことが、株式投資のポイントです。

株価が変動するリスク・投資先の企業が倒産するリスクを踏まえた、適正金額内の運用さえしていれば、単発的な利益を狙った株式投資でも、自己破産するほどの大損害を被ることはないと考えられます。

【3】長すぎず・短すぎずの期間でそこそこの利益を狙う人向け

投資信託

大体1年から10年くらいの期間をかけて、なるべく小リスク、その代わりローリターンを得る方法に「個人向け国債」や「個人向け社債」があることは、先ほど説明しました。

同じくらいの期間で、多少リスクをとっても国債・社債よりも効率よく資産を増やすよう試みるなら、投資信託が選択肢に入ってきます。

 

厳密に言うと、投資信託自体がハイリスクというわけではありません。

投資信託とひと口に言っても、その種類には様々あって、その中にローリスク・ローリターンなものがあれば、ハイリスク・ハイリターンなものもあり、自分が背負えるリスクに合わせて選択できることが特徴なのです。

 

いわゆるミドルリスク・ミドルリターンで資産を増やす方法も、投資信託の中では何種も見つかります。

以下では、注目度の高い「上場投資信託」「不動産投資信託」について取り上げました。

■ 上場投資信託(ETF)の特徴

投資信託は運用をプロに任せられて初心者向けであるというメリットがある一方、手数料がかかるというデメリットが存在します。

その手数料が比較的安いものが、上場投資信託(ETF)です。

 

手数料の安さ以外のさらなるメリットは、リスク分散のしやすさにあります。

例えば、東証第1部の全銘柄の動きを反映した株価指数(TOPEX)に連動した上場投資信託を行う場合、TOPEX全体に対して投資を行うことと、ほぼ同義です。

 

特定の銘柄に詳しくなくてもよく、インデックスに沿った機械的な運用ができることは、上場投資信託ならではの強みだと言えます。

■ 不動産投資信託(REIT)の特徴

‟プロに運用を任せられる”などのメリットは、他の種類の投資信託と同様ですが、不動産投資信託(REIT)はさらに以下のような特徴があります。

 

  • 直接的な不動産投資よりも少額で運用することができる
  • 配当収入なので直接的な不動産投資よりも利益が安定している
  • 直接的な不動産投資よりも売買が容易

長期的に資産を増やしたい投資家に人気の不動産投資のハードルが、少し低くなっているイメージですね。

 

ただ投信法の変更投資法人の倒産など、不動産投資信託‟ならでは”のリスクにも目を向けておかなくてはいけません。

不動産投資信託(J-REIT)とは?基本知識と不動産投資との比較

【4】長期でコツコツと利益を狙う人向け

長期的に資産を形成していく人に向いているのは、先ほどの項目でも挙がった不動産投資です。

ローンを利用して投資用不動産を購入した場合、ローンの支払いが完了する20~30年後くらいまではさほど大きな収益はありませんが、ローンの支払い完了以降は安定した不労所得が入ることになります。

 

また、不動産投資を開始する際に加入が必須な団体信用生命保険が、個人の生命保険代わりになることも、不動産投資が注目されている理由の1つです。

 

空室が出ないようにするための管理や、修繕・リフォームなど、大変なことももちろんありますが、長い時間をかけてでも堅実に資産を増やしていきたい人にとって、不動産投資は一考する価値のある投資方法なのです。

 

【POINT】不動産投資にも様々な種類があり、リターンやリスクの大小が異なる

不動産投資とひと口に言っても、様々な種類はあり、それぞれリターン・リスクの大小が異なります。

代表的なのは、以下の4種類の不動産投資方法です。

 

1.新築一棟マンション投資

2.中古アパート一棟投資

3.区分マンション投資

4.戸建て投資

資産運用の初心者が始めやすいのは、区分マンション投資とされています。

不動産投資の代表的な3種類を比較~マンション1棟所有・マンション区分所有・戸建て所有~

投資で資産を増やすためには慎重な比較検討が大事

資産増加

以上、投資で資産を増やすための考え方、投資方法の選び方について説明しました。

 

ここで取り上げた情報は、初心者さんでも分かりやすい基本的な部分のみであり、本当はもっと奥が深いです。

それが投資の難しさであり、あるいは楽しさ(達成感のようなもの)でもあるのかもしれませんね。

 

まったく資産運用に関する知識が無い状態から独学し、失敗せずに投資で資産を増やすことは、決して容易ではないでしょう。

 

  • 地域のセミナーに参加する
  • 資産運用のプロに相談する …etc

ただし上記のような活動を行い、自分に合った投資方法を時間をかけて比較・検討すれば、シンプルな貯金よりも効率よく、資産を増やす方法がうまく絞り込めるはずです。

 

東京での資産運用のご相談ならグランヴァンにお任せください。

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