投資信託の選び方 | 初心者がおさえるべき6つのポイント

投資信託の選び方

 

個人資産を増やすための1つの手段として、投資信託があります。

投資信託は、「実際の運用をプロが代行してくれるため、投資に関する知識が浅くても挑戦しやすい」と、あらゆる年齢層から支持を集める資産運用方法です。

 

しかし、運用を任せられるからといって、投資信託を安易に捉えてはいけません。数多くある投資信託の中には、利益が生まれにくいものも含まれるため、慎重に見極める必要があります。

逆に述べると、リスクが低く無駄な出費も少ない投資信託を選ぶことが、資産をうまく増やすためのカギなのです。

 

そこで今回は、資産運用初心者様がおさえておくべき、投資信託の選び方をまとめてみました。

投資信託の選び方において大切な6つのポイント

投資信託の選び方6つのポイント

  1. 人気ランキングを鵜呑みにして、投資信託を選ばない
  2. 過去の運用成績を重視して、投資信託を選ばない
  3. 毎月分配型の投資信託は選ばない
  4. ノーロード投資信託を選ぶ
  5. 信託報酬が低い投資信託を選ぶ
  6. インデックスファンドを選ぶ

資産を増やすために投資信託にチャレンジしたいという人が、おさえておくとよい基本的なポイントは、上記で挙げた6点です。

 

今現在、”どんな投資信託の選び方をすればいいのか、まったく分からない”のであれば、まずは上記6つのポイントを考慮した選び方をしてみてください。

【1】人気ランキングを鵜呑みにして、投資信託を選ばない

投資信託に限らず、私たちが何か物や方法を選ぶ時に囚われがちなのが、様々なメディアで目にする「人気ランキング」です。

投資信託もよくランキング付けされていますが、ランキング作成者によって信ぴょう性がなかったり、”人気だから、その投資信託にしてみる”という思考が数多く反映されているため、鵜呑みにしないほうがいいのです。

 

実際、ランキング上位の投資信託で必ず莫大な利益が出るとは限りません。投資というカテゴリに、”絶対”は無いのです。

あくまで投資信託の人気ランキングは、参考程度と捉えましょう。

【2】過去の運用成績を重視して、投資信託を選ばない

運用成績

先ほど述べた、”人気ランキングを鵜呑みにしない”という考え方にも通ずるのですが、「過去の運用成績」も投資信託の成功・失敗にはさほど関与しません。

単純な話ですが、過去の運用成績がいいファンド=将来の運用成績がいいファンドとは言えないからです。

 

中間テストで100点をとった人が、期末テストでもまた100点をとれるか分からないことや、過去に50mを6秒で走れた人が、1年後に50mを6秒で走れるかどうか分からないことと、同じ理屈と言えるでしょうか。

 

要は、過去のデータから未来の動きを完全に予測することは不可能なので、それを基準にした投資信託の選び方はしないほうがいいということです。

【3】毎月分配型の投資信託は選ばない

毎月分配金が振り込まれるシステムの投資信託について、細かく利益が手元に入ること、それにより安心感があることを魅力的に感じる人が多いようです。

確かに毎月分配型の投資信託には、”毎月お金をもらえる”という事実がありますが、しかしその一方で”資産を効率よく増やしていく”という目的には合っていません。

 

毎月分配型の投資信託の場合、毎月分配金が振り込まれるたびに、税金をかけられる場合があります。

つまり、年に1回分配型・分配金ゼロ型の投資信託と比較すると、毎月分配型の投資信託は、分配の頻度(=税金をかけられる回数)が多いために、実際の儲けが格段と下がってしまうのです。

 

また、毎月お金が入ってくることで、投資信託がうまくいっていると錯覚するという、心理的なデメリットもあります。

トータルリターンは、口座に振り込まれた分配額だけではなく、投資した時点の投資信託の時価(基準価額×口数)を足して、判断する必要があることを理解しておきましょう。

【4】ノーロード投資信託を選ぶ

ノーロード投資信託

ノーロードとは、販売手数料が無料ということを指します。「初期費用が無いこと」と、言い換えてもいいかもしれません。

単純なことですが、販売手数料が高ければ高いぶん、投資信託はマイナスからスタートしてしまいます。

 

ノーロードの投資信託であるがゆえに、利益が出にくくなるという事情は無いため、ビギナーはノーロード投資信託に絞り込むことが無難です。

【5】信託報酬が低い投資信託を選ぶ

信託報酬とは、先ほど述べた販売手数料とは違い、継続的にかかる運用費用のことを指します。ランニングコストと呼ばれることもあります。

 

少し極端かもしれませんが、投資信託において投資家自身ができることは、信託先にお金を託すことのみです。

そのため投資信託で効率よく資産を増やすなら、実際の投資額以外の支払いをいかに省くかが、最大のポイントです。

 

もしもいくつかのファンドで悩んだら、信託報酬が高いファンドは除外することを推奨します。

【6】インデックスファンドを選ぶ

インデックスファンド

投資信託は、日経平均株価やTOPIXなどの市場平均にほぼ連動させる「インデックスファンド」と、市場平均以上の利益を積極的に狙う、利益がファンドマネージャーの実力にかかった「アクティブファンド」、この2種類に大別できます。

 

ファンドマネージャーが常に考え、運用を進めていくアクティブファンドのほうが利益が出やすいと思われるかもしれませんが、実際はそうでもないのです。

 

まず、アクティブファンドはインデックスファンドと比べて平均コストが高めです。市場平均以上の利益を出すために、銘柄の調査をしたり、積極的に売買を行ったり、ファンドマネージャーの労力がかかるぶん、運用手数料が上乗せされます。

 

それを踏まえたうえで、アクティブファンドで必ず市場平均以上の利益が出ることは保障されないことを踏まえると、実は運用手数料が安い、インデックスファンドを選ぶほうが賢明だと言えます。

 

実際に、アクティブファンドとインデックスファンドの運用成績には大差なく、むしろインデックスファンドのほうが優れているという意見もあります。

資産運用初心者向けの投資信託の例

不動産投資ローンの重要ポイント

  • eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • SBI先進国株式 インデックスファンド

上記は、信託報酬が低いことや、インデックス型であることに該当する、資産運用初心者向けのファンド例です。

SBI証券や楽天証券などで、取り扱われています。

投資信託はやれることが少ない!だからこそ選び方にこだわろう

投資信託のイメージ

  1. 人気ランキングを鵜呑みにして、投資信託を選ばない
  2. 過去の運用成績を重視して、投資信託を選ばない
  3. 毎月分配型の投資信託は選ばない
  4. ノーロード投資信託を選ぶ
  5. 信託報酬が低い投資信託を選ぶ
  6. インデックスファンドを選ぶ

以上、投資信託の選び方が分からない人に向けて、大きなリスクを取らずに、効率よく利益を生むためにおさえておきたい6つのポイントを解説しました。

 

「ここなら確実に儲かる!」というファンドはなく、かといって運用中に投資家がやることもほとんど無いですから、初めの投資信託先選びだけは、こだわっておきたいものです。

 

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