個人でできる投資11種類を比較!あなたに合った投資はどれ?

 

会社で働く以外の方法で資産を増やせる投資は魅力的ですよね。

しかし、情報収集しているうちに、こんな不安や疑問を持たれることも多いのではないでしょうか。

 

  • いろんな種類があってどれがいいのかわからない!
  • やっぱり大きいお金を動かせる法人とかプロの投資家とかしか無理じゃない?
  • 個人でも簡単に始められる投資ってあるのかな?

今回は、ご自身に合った投資方法の選び方と個人で始められる11種類の投資を紹介します。

自分に合った投資を選ぶために大切な事と3つのチェックポイント

投資を始めるにあたって何よりも大切な事は目的を明確にすることです。

たとえば、老後の備えに始めるなら、不動産投資・個人年金保険・確定拠出年金…。短期的に大きな収益を得たいなら、株やFX…など目的によっておすすめの投資も変わってきます。

 

さらに、その投資にかかる時間や手間がどれほどのものかを知ることで、自分のライフスタイルや、投資のために使える時間とすり合わせていくことがおすすめです。

この3つのポイントと次の章で紹介する11の投資の種類とを照らし合わせてみてくださいね。

ポイント1:インカムゲインとキャピタルゲイン

まず得られる収益の種類から投資を2つに分類します。

インカムゲイン型の投資

インカムゲインとは所有する資産そのものから得られる利益のことで、貯金の利息や、不動産投資の家賃収入などが該当します。

このタイプの投資では、利回りが重視されます。

キャピタルゲイン型の投資

キャピタルゲインとは資産の売買差益のことで、例えば株の売買で得られる利益などに該当します。

このタイプの投資では、資産を安いときに買って高いときに売ると大きな利益を得ることができます。

ポイント2:投資期間

長期的に保有して運用するのか、短期的な取引を行うのか、その中間ぐらいの一定の期間運用するのか、という点でも投資は分類できます。

 

ゆっくりと資産形成や老後の資金準備を行いたい場合は長期的な運用が向いていますし、余暇を持て余しており、短期的に大きな利益を得たいという場合は短期保有向きの投資を選ぶと良いでしょう。

ポイント3:かかる手間

情報収集や勉強などの事前準備、金融機関などの仲介業者とのやりとり、さらに自分で市場を逐一チェックしなければいけないかどうかなど、投資にかかる手間の大きさでも分類ができます。

大きな利益を得るためには、事前準備や勉強時間・労力がかかると思っておくことが大切です。

個人で始められる11種類の投資

1.貯金

  • 主な目的:貯蓄・利息を得る
  • 主な収益タイプ:インカムゲイン
  • 市場の影響:インフレ・デフレの影響を受ける
  • 運用期間:短~長期
  • かかる手間:預けるだけだからほとんど手間がかからない

【メリット】

  • 家に置いておくより安全
  • 換金性が高い

【デメリット】

  • ペイオフ(1000万円までの預けた元本とその利息以外は保証されない)
  • ATMなどの手数料が高い
  • インフレ時に貨幣価値が下がる
  • 将来的に預かり手数料がかかる可能性

2.個人年金保険

  • 主な目的:保険・運用益・節税
  • 主な収益タイプ:インカムゲイン
  • 市場の影響:物価変動の影響を受けやすい。変動型は金利変動の、海外方は為替変動の影響がある。
  • 運用期間:中~長期
  • かかる手間:商品を選んだあとは手間がかからない

【メリット】

  • 満期後決まった金額を受け取れるので資金計画を立てやすい
  • 税控除がある
  • 貸付が受けられる

【デメリット】

  • 物価変動の影響を受ける
  • 中途解約で元本割れの可能性大
  • 換金性が悪い

3.株式投資

  • 主な目的:売買差益・配当・株主優待
  • 主な収益タイプ:キャピタルゲイン(売買)・インカムゲイン(配当)
  • 市場の影響:大きく影響受ける
  • 運用期間:短~中期
  • かかる手間:売買で利益を得たい場合は手間がかかる

【メリット】

  • 配当が貯金より大きい
  • 値上がりで差益得られる
  • 株主優待を受けられる

【デメリット】

  • 値下がりするリスク
  • 会社の経営悪化による元本割れ
  • 運用に手間・時間がかかる

4.投資信託

  • 主な目的:分配金を得る
  • 主な収益タイプ:インカムゲイン
  • 市場の影響:大きく影響受ける
  • 運用期間:短~中期
  • かかる手間:ほとんどかからないが、損をしたくない場合はしっかり市場を日々確認

【メリット】

  • プロに任せられる
  • 手間がかからない

【デメリット】

  • 複数の会社を経由するので手数料が割高

5.FX

FXは「Foreign Exchange」の略で、日本語では「外国為替証拠金取引(外為)」と呼ばれます。

簡単に言うと海外のお金(外国為替)を交換売買して、その差益を得る投資方法です。

  • 主な目的:運用益
  • 主な収益タイプ:キャピタルゲイン(為替差益)・インカムゲイン(スワップポイント)
  • 市場の影響:大きく影響受ける
  • 運用期間:短期
  • かかる手間:運用中は長時間為替の値動きを見ていないといけない

【メリット】

  • スワップポイント(金利差による利息)が得られる
  • 信用取引でレバレッジを効かせられる

【デメリット】

  • リスクが大きい
  • 運用中ずっと見ていないといけない

6.ファンドラップ

投資家が証券会社などの金融機関にまとまった資金を預け、投資一任契約を結び、運用は専門家が行うというラップ口座の一形態です。

  • 目的:運用益・資産管理
  • 主な収益タイプ:インカムゲイン
  • 市場の影響:運用先による
  • 運用期間:中~長期
  • かかる手間:ほとんどかからない

【メリット】

  • 資産の運用
  • 管理をプロに任せられる

【デメリット】

  • 手数料が割高
  • 自分で投資先を決められない

7.NISA(少額投資非課税制度)

NISAは金融商品ではなく税制で、投資信託の運用などに適用できます。

通常のNISA以外に、積み立てNISA、ジュニアNISAがあります。

  • 目的:運用益・節税
  • 主な収益タイプ:運用先による
  • 市場の影響:運用先による
  • 運用期間:短~中期
  • かかる手間:運用先による

【メリット】

  • 運用益が非課税

【デメリット】

  • 年数や金額の上限が決まっている

8.不動産投資

  • 目的:家賃収入・保険・年金・相続税対策・売買益
  • 主な収益タイプ:インカムゲイン(家賃収入)・キャピタルゲイン(売買益)
  • 市場の影響:金利変動や物価変動の影響を受ける
  • 運用期間:中~長期
  • かかる手間:運用方法によるが、物件を購入した後はほとんど手間がかからない

【メリット】

  • 長期的に安定な収入を得られる
  • ローン期間中は団体信用生命保険あり
  • ローン返済後は家賃収入が年金に
  • 資産が残る
  • 最初の1年は所得税の節税効果あり
  • 相続税の節税効果あり

【デメリット】

  • 空室などのリスクが多い
  • 維持費がかかる
  • 金利・物価変動の影響を受ける

不動産投資とは|基本情報とメリット・デメリット

9.個人型確定拠出年金(iDeCo)

個人型確定拠出年金(iDeCo)は近年普及が進んでいる私的年金で、毎月積み立てた資金を、定期預金・保険・投資信託などの方法で運用し、60歳以降に受けとるという仕組みです。

  • 目的:運用益・年金・節税
  • 主な収益タイプ:インカムゲイン
  • 市場の影響:運用先による
  • 運用期間:中~長期
  • かかる手間:運用先を決めた後はほとんどかからない

【メリット】

  • 節税

【デメリット】

  • 60歳まで取り崩せない

10.仮想通貨

  • 目的:売買差益
  • 主な収益タイプ:キャピタルゲイン
  • 市場の影響:受ける
  • 運用期間:短期
  • かかる手間:新しい市場なので勉強が必要・値動きを見ていないといけない

【メリット】

  • 運用によっては爆発的に儲かる

【デメリット】

  • 変動幅が大きい
  • 法的整備が追いついていない
  • マーケット整備が追いついていない
  • 税金が高い

11.金

  • 目的:資産保守・保全
  • 主な収益タイプ:収益より資産を保守するための手段として使われることが多い
  • 市場の影響:為替変動の影響を受ける
  • 運用期間:短~長期
  • かかる手間:ほとんどかからない

【メリット】

  • 価値が下がりにくい
  • 世界的に価値が共通

【デメリット】

  • 盗難紛失のリスク
  • 保管が大変
  • 為替リスクがある

参考:かかる手間と投資期間の比較グラフ

11種類の投資方法にそれぞれにかかる手間を縦軸、投資期間の長さを横軸にしたグラフを作成しましたので、是非ご参考になさってください。

投資の比較

自分の目的に合った投資を選んで運用スタート!

11種類の投資の中にご自身に合っていそうだなという投資はありましたか?

長い人生の中で、大切な資産を少しでも有効に活用したいかと思いますので、ぜひ目的を持って投資を始めてみてくださいね。

 

迷ってしまう場合は、まずは手軽なものから始めてみる事がオススメです。

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